気持ち良く働くことができる環境を整えることも、経営者の大切な役目です。
患者さんの気持ちを考えることが常に必要なように、一緒に働くスタッフの気持ちも考えることができる経営者でなければなりません。

どんなに優れている人でも、自分1人でできることには限界値があります。
やはり自分の整体院を繁盛させていくためには、スタッフの力を借りることが絶対に必要になります。
やけになって、意地を張って、何でも1人でこなそうとする人は実は自分を成長させることができないのです。


1.スタッフ1人1人と向き合い、同じ方向を向く
繁盛院の共通点は、院長だけでなくどのスタッフもモチベーションを高く持って働いていることです。
そして、院長と同じ方向を向いている、同じ目標に向かって頑張っていますただなんとなく仕事をこなしていたり、給料さえもらえれば良いという意識で仕事をする人も中にはいるのですが、最初はそのようなモチベーションだったスタッフもきちんとこちら側の具体的なビジョン想い、信念などを伝えることで少しずつ意識が変わってきます。
院長が1人1人のスタッフとしっかりと向き合うことをやめなければ、その想いや信念についてきてくれるスタッフは意外と多く生まれていきます。
何を考えているか分からないスタッフがいたら、何を考えているのか知ろうとこちらから努力するのです。
スタッフと真剣に話し合ったり交流する時間をつくらなかったり、スタッフ1人1人と丁寧に接していない院長はとても多くいます。
まずはスタッフ全員と同じ方向を向いて一致団結して頑張ること、そのためにスタッフ1人1人と向き合うことを忘れてはいけません。


2.スタッフの正直な気持ちや意見を言いやすい環境をつくる
自分が誰かの下で働いていた時に、上司に自分の気持ちや意見を正直に伝えることができていましたか?
ほとんどの人が、上の立場の人に意見することをためらったり、諦めたりしてしまうでしょう。
そしてスタッフの不満は蓄積されて、院の雰囲気は悪くなり、院長とスタッフとのコミュニケーションも取れなくなっていくのです。
スタッフが働きやすい環境をつくり出すために、定期的にこちらから何か不満はないか、言いたいことはないかと聞いてあげるだけでも、スタッフの気持ちは楽になると思います。
直接言いにくいようであれば、スタッフにアンケート用紙を渡してそこに今の正直な気持ちや意見をぶつけてもらうのも良いでしょう。
また、スタッフは院長では気付けないような患者さんへのサービスの改善点や新しい案を提供してくれる重要な存在でもあります。
何か気付いていることがあってもなかなか伝えられない人も多いはずなので、やはりこちらから定期的に聞いてあげることで集患効果のアップも期待できます。
スタッフは言いたいことをなかなか言えないものだとこちら側が理解し、どうしたらスタッフが正直な気持ちを吐き出すことができるようになるか、ぜひスタッフの立場になって考えてあげてください。


院長とスタッフの中が悪い状態では、患者さんに最高のサービスを提供することはできません。
院長とスタッフ、経営者とスタッフという立場の違いはありますが、一緒に働く仲間として、もっとスタッフのことを大切にする意識を持ちましょう。
こちらがスタッフの気持ちを全力で考えてあげることができると、スタッフもその気持ちに答えようと頑張って働いてくれるようになるものです。
スタッフの気持ちを考えられる経営者であり続けることで、院全体の雰囲気も良くなり、患者さんにとってもどんどん居心地の良い整体院になっていきます。