「お客様は神様です」 よく耳にするフレーズですが、これには賛否両論の考え方がありますよね。
この言葉が問題視される時はいつも、お客さん側が「お客様は神様だから」と店側に好き放題わがままを言うようなケースです。
しかし、この言葉はお客さんが振りかざすものではなく、あくまで経営者側がお客さんを丁寧に扱うようにと広められた言葉のように思います。
人によっては、お客様は神様なんかじゃない、と思う経営者もいるでしょう。


しかし、どんなビジネスでもお客さんがいなければ経営は成り立ちません。
自分の商品やサービスにお金を払ってもらうことで、利益が生まれます。
お客さんがいてこそのビジネスの成功というのは、紛れもない事実なのです。

一人のお客さんがもたらす無限の可能性
うまくいっているビジネスほど、お客さんの数もリピーターの数も多いです。
整体院で言えば、一人の患者さんが一年間自分の院を利用してくれたとします。
その患者さんが院にもたらす利益は、一年分の治療費のほかにも、例えばあそこの整体院はすごく感じが良くておすすめだよ!と友人に紹介してくれることで、その友人の方が来院して新たな利益が生まれます。


さらにほかにも紹介を広げてくれるかもしれませんし、紹介によって来院した患者さんがまた新たな人を紹介してくれるかもしれません。
そんなことが続けば、一人の患者さんが院にもたらしてくれるものの大きさは計り知れません。
無限に可能性を広げてくれるのは、患者さん(お客さん)なのです。


お客さんが店を離れていく理由
お客さんがその店を選ばなくなるのには、様々な理由があります。
  • 1%は死亡や病気によるもの
  • 3%は引っ越しによるもの
  • 5%は友人や知人の勧めで別の店へ流れる
  • 9%は価格や商品などの外側の部分を比べて別の店へ流れる
  • 14%は実際の商品の中身やサービスの内容に不満を持って店に来なくなる

お客さんが自分の店を離れる理由はこのような割合が一般的です。
全てのお客さんを満足させて100%繋ぎとめることは、現実的に無理な話なので、これくらいの範囲内であればお客さんが離れてしまうのは仕方のないレベルだと言えると思います。
そして残りの68%のお客さんのうち、多くの人がその店を選ばなくなる理由が、お店から感謝されていないとか、大事にされていないとか、まともに相手にされていないと感じることによるものです。


つまり68%のお客さんを一人でも多く残したいのであれば、全力でお客さんに感謝し、大事にし、丁寧に対応するということが求められるということです。
特に整体院のようなビジネスにおいて、患者さんとのコミュニケーションは必須です。
どれだけ患者さんを大切にできるか、それを患者さん自身に感じ取ってもらえるかで、患者さんの満足度は大きく変わりますし、今後も自分の院を選んでもらえるかもらえないかが決まってきます。


お客さんに感謝と敬意の気持ちを持つ 結局は、ビジネスは人と人との関り合いです。
自分にもお客さんにも心があります。
その心をしっかりとつかむことで、お客さんはまた自分の店を選んでくれるようになりますし、誰かに紹介してくれたり、SNSに良かったことを書き込んでくれることで、新たなお客さんの獲得につながります。


「お客様は神様です」 この言葉は経営者側が頭に入れておくべき言葉です。
お客さんを大切にすることで得られる可能性は、まさに無限大です。
今いるお客さんを大切にすることで、自然と集客アップにつながっていきますよ。
お客さんへの接し方、考え方、今一度見直してみてください。