無数にある職種の中で、あなたが治療家であること、整体院の経営を選んだのはなぜですか?
私は、高校生の時に学校をさぼっていた罰として高齢者福祉施設でボランティア活動をさせられ、そこでの介護主任との出会いから介護士になりました。
その後仕事を辞めて理学療法士になり、師匠との出会いがあって整体師としての独立を決意しました。 10代の頃から独立は目指していたので、病院勤務の頃でも暇さえあれば本を読み、休みの日には色々なセミナーに参加していました。

様々な勉強をしていく中で、治療家として大きな成功をする自信がどんどん湧いてきましたし、整体院の経営者としてもやりたいこと、やってみたいことが次々と出てきました。
いつしか私の夢は、自分の整体院を繁盛させて多くの人に治療の感動を感じてもらうこと、自分で学んで身に付けた治療技術を全国の治療家に広めること、そしてこの業界をもっともっと活性化させていくこととなっていったのです。

はっきりとしたビジョンを持っているか否か

独立を目指した頃から、目指すビジョンはどんなものか、自分は何のために整体院の経営をしたいのか、という思いを忘れたことはありません。
だからこそ、立ち止まらずに突き進むことができてきたと思っています。
私はプロ治療家向けのテクニックスクール『セラピストスキルアップ実践会』の運営も行っていますが、やはり繁盛店の経営者にははっきりとしたビジョンが必ずあります。
最初の問いかけ、なぜこの道を選んだのか、という問いに答えられない繁盛店の経営者はいません。

しかし、繁盛店ではない整体院の経営者には、やはりこの質問に黙り込んでしまったり、しばらく考えないと答えられない人が多くいます。
これは繁盛店とそうでない院の経営者との大きな違いです。
あなたはどちらに当てはまりますか?

面倒くさがる経営者の末路

私がいくら具体的なアドバイスや改善方法を提示しても、それを自分の経営にすぐに取り入れる人はほんのわずかしかいません。
ほとんどの経営者が今のやり方をできるだけ変えることなく今より繁盛させたいと願っています。
それは、実際何かを変えたり、新しく取り入れたりするのは手間やお金がかかったりして面倒くさいと心のどこかで思ってしまっているからです。
第一線でバリバリ働くビジネスマンは、朝から夜遅くまで世の中の新たな動きに合わせて動いていますが、それに比べると治療家の毎日は非常に楽なものです。
エアコンが効いた室内で、自分より弱い立場の患者さんだけを相手に毎日仕事をしています。
それなのに面倒くさいという考えが頻繁に出てきてしまうようであれば、ほかの職業ではとっくに失敗していることでしょう。
下がったモチベーションを自分で上げようともしないのであれば、整体院の経営を辞めてしまった方が良いと思います。


面倒くさい、言われても実践しないという行動は、やはり明確なビジョンを持っていないせいで起こります。
揺るぎない思いがあれば、面倒くさいなんて思わないのです。
本当に繁盛したければ、全てを全力でできるはずなのです。
やはりできない人には気持ちの弱さが見られます。
そもそもなんとなく治療家になった、なっていた、という人も多いのが現状です。
スタートから違うのですから、負ける気がしません。
なぜこの道を選んだのか?
この問いに迷いなく胸を張って答えられるような整体院の経営者になってください。