京セラ創業者の稲盛和夫氏の言葉に、「大胆にして細心であれ」というものがあります。
私もこの言葉は様々な場面で思い出すことの多かった助言の一つです。
大胆さと細心さ、相反するこの2つの性格のどちらも兼ね備えるということが、大きな成功をつかむ時には必ず必要になります。

変化し続けることが会社を大きくする

経営に大切なことは、変わり続けることです。
大きな成功をおさめたとしても、それがお客さんに飽きられてしまったら終わりです。
一つのことだけで一生勝ち組経営者としてやっていくのは難しく、多くの成功者はどんどん新しいことに挑戦し続け、新しいことを取り入れ続け、それによってどんどん会社を大きくしていきます。

求められる大胆さ

経営者には、多くの人がやっていないことをやる勇気が必要です。
まわりのライバル会社がやらないようなことをあえてやってみるという大胆さで、大きな成功をつかみます。
お金や時間の使い方も目標達成のためなら惜しまないという大胆な戦略ができる人だけが、成功者、勝ち組になれるのです。
大胆な思考、大胆な行動力、そして大胆な決断力は、経営者にとって特に重要なものだと私は思っています。

細心のない大胆さはNG
実は、大胆さを持っている経営者は結構多くいます。
大切なのは、その大胆さに細心さがともなっているかということです。 大胆な発想は子供でもできます。
しかし、その大胆さに細心さをつけるというのは、優れた経営者にしかできていないことです。
細心とは、繊細な気配り、細かいところまで気にかける意識です。
戦略が大胆であればあるほど、より細かい気配りが必要になります。
細心さのない大胆な戦略は、最初はうまくいったように見えても、どんどんほころびが出てくるものです。
また、日ごろの経営で細心さを持って進めておくことで、ここぞというチャンスが来た時に大胆な決断や行動ができるようになります。

「大胆」と「細心」はセットで持ち続けること

大胆さのない経営者は、多くのチャンスを見逃します。
やらずに後悔することが多い性格です。
細心さのない経営者は、行き当たりばったりの戦略で失敗します。
この2つは必ずセットで持ち続けなければなりません。
どちらか一方では不十分です。
私が出会った多くの成功者は、「大胆にして細心であれ」という言葉がよく当てはまるなと感じる人がほとんどでした。
私も常に大胆さと細心さの2つは意識し続けて経営を続けています。


無謀に見えて無謀なことはしていない、これが成功者の共通点です。
今のあなたに足りないのは、大胆さですか?細心さですか?それともその両方ですか?
常に細心を続けながら、大胆な戦略で会社をどんどん大きくしていきましょう。