売り上げが思うように伸びない時、一つの対策として行われるのが値上げです。
整体院の経営が苦しい時、料金の値上げをすることで売上を上げる対策は、多くの院で行われています。
院の売上を上げる方法は、シンプルに考えて

・今より多くの患者さんを診る
・患者さん1人あたりの料金を上げる
このどちらかしかありません。

自分が1日に診ることができる患者さんの数には限界があります。
あまり増やしすぎると、治療家の負担が増えて体調を壊してしまったり、気持ちに余裕を持った経営ができなくなることが多いものです。
長い目で見た院の利益を考えても、たくさんの患者さんを無理して診るよりも、料金の値上げをして売り上げを上げる方法の方が成功率は高くなります。


1.値上げをしても患者さんはついてくる
患者さんとの信頼関係がしっかりと築かれていれば、値上げをしても患者数が極端に減ってしまうことはありません。
逆に言えば、しっかりと患者さんとの信頼関係ができあがっている状態で値上げをしないと、多くの患者さんが不信感を抱いて院を去ってしまうことも考えられます。
料金の値上げをすることを、特にリピート率の高い大切な患者さんには、値上げ前に直接治療家から話しておくだけでも印象はだいぶ変わります。
しっかりと築かれた信頼関係、そして値上げに関する丁寧な説明が揃っていれば、ほとんどの患者さんは値上げに対して反発することはありません。


2.値上げをすると治療家のモチベーションが上がる
値上げをするということは、今まで以上に良い治療を患者さんに提供しようという意識を持たなければならないということです。
値上げをしたのに治療やサービスの質が下がってしまっては、患者さんはあっという間に他院に流れていきます。
値上げに対して理解を得るには、患者さんのためにより良い治療やサービスの提供のためのやむを得ない値上げなのだと、患者さんに全力で伝えることが大切です。
そして値上げをすることがほど良い緊張感となって、治療家の「もっと頑張ろう」という気持ちを引き出すきっかけとなることがよくあります。
値上げをしたからにはもっと頑張らなければ!患者さんに値上げを心から納得してもらえるように!と、今まで以上にモチベーションを高く保つことができれば、値上げによってむしろ患者数が増える結果が期待できるかもしれません。


値上げと聞くと、どうしても患者さんが減ってしまう、嫌がられてしまうなどのネガティブな思いばかりが浮かびがちですが、しっかりと行う値上げは必ず院にとってのプラスの要素となります。
本当に値上げが必要な時には、丁寧な対応や対策で患者さんに納得してもらえる値上げを行いましょう。