経営者になることを決めた時や実際に経営者になれた時には、ほとんどの人が大きな成功をつかむことを目標にしていることでしょう。
失敗したくて経営者の道を選ぶ人はなかなかいないと思いますし、自分の成功する姿を思い描けるような経営者が、実際にも大きな成功をつかんでいくはずです。
多くの経営者が同じようなモチベーションで経営を始めるのに、例えば整体院では人気の院とそうでない院の差は年々広がっているような状況です。
私が同じような経営のアドバイスをしても、そこから成功をつかめるケースと、全く経営状況を変えられないケースは二極化しています。
つまり、勝ち組経営者と負け組経営者の差は大きくなるばかりで、なかなか縮まることがありません。

この大きな理由の一つに、多くの経営者が無意識のうちに持つ“成功に対する恐怖心”というものがあります。
経営者として大きな成功をつかみたい、勝ち組経営者になりたいと口では言うものの、心のどこかで成功することに恐怖や不安を感じているのです。
なぜ成功することが怖いのか?
成功に対する恐怖心とは何なのか?
改めてしっかりと向き合うことで、今の状況を変える大きなきっかけになるかもしれません。


1.成功すると大変になる
経営者として成功すれば、楽になる、幸せになれると表面上は誰もが思います。
しかし実際は、成功して患者数が増え、院の規模が拡大し、スタッフが増え、さらに患者数が増え...とどんどん成功を重ねていくと、忙しくなったり、責任も重くなったり、トラブルやストレス、考えなければならないことが増えたりと、楽な生活からはむしろ遠ざかっていきます。
これに気付くと、無意識的に成功から逃げるような決断を繰り返すようになる経営者が大勢いるのです。
成功すると実は大変なことが増える、この事実が成功する多くのチャンスを逃す決断につながってしまいます。


2.成功すると様々なものが“変わる”
最初はアットホームな雰囲気でのんびりと経営をしていたものが、成功によってとてものんびり した経営ではやっていられなくなります。
成功することで、今のシステムや環境を変えていかなければなりませんし、成功して院が大きくなればなるほど、今までの人間関係なども変化してきます。
患者さんの層も変わってくるかもしれません。
“変わる”ことに対し、どうしてもポジティブだけで考えられない経営者がたくさんいます。
逆に変わっていくことができなければ成功を続けるなんてできないのは当たり前なことなのですが、多くの経営者が大きく変わることを拒みながら、大きな成功を夢見ているのです。


経営者として本当に成功したければ、大変になること、そして変わることから逃げないことが本当に重要になってきます。
いくら言ってもこの2つの覚悟を持てない人が大勢いることで、勝ち組経営者と負け組経営者の差が埋まることはありません。
あなたはどちらの経営者になりたいですか?
本当に成功する覚悟を持っていますか?
もう一度、答えをしっかり出してみてください。