経営者として、自分の整体院を繁盛させたいという思いは皆同じです。
しかし、様々な対策をしてもなかなか集客や売り上げに結びつかず、どうすれば良いか悩んでいる人を大勢見てきました。
経営の世界は残酷なほどに勝者と敗者に分かれます。
ましてや競争の激化が止まらないこの業界では、敗者がいるから勝者がいる、まさに戦争のような環境が常につきまとっているのです。
なぜ頑張っても頑張ってもなかなか繁盛へとつながっていかないのか?
多くの勝者と敗者を見てきた視点から、私が強く感じるのはこの3つのことです。

頑張り方を間違えている

頑張っているアピールをする人ほど、頑張り方を間違えているケースが多いです。
整体院の経営は、自分の腕を磨いて技術を身に付けるほどどんどん患者数が増えていく、という簡単な仕組みではありません。
自分の治療技術を磨くことばかりを頑張っていませんか?
経営が安定しない原因は、治療技術以外の部分にあることが圧倒的に多いものです。
そこそこ治療が上手でニコニコ親切な先生と、腕は非常に良いが愛想が悪い先生。
繁盛店には後者の先生がほとんどですし、患者さんは親切な先生を求めます。


いくら治療が上手くても、患者さんの心に寄り添えない先生は生涯顧客の数が伸びません。
慕われて、頼りにされて、何かあったら気軽に相談できる先生にならなければ、意味がないのです。
参考書を読んでひたすら勉強するのが頑張っていることだと勘違いしたままだと、いつまで経っても繁盛店にはなれないでしょう。
自分のことより、患者さんの気持ちや経営への対策を考えることを強化するべきです。

やれることをやらない

私がブログに書いていることや、学校やセミナーで学んだこと、本を読んで得た知識などは、実際に自分の経営に取り入れることで初めて形になります。
知っているのにやらないのは、知らないのと同じです。
知識はあるものの、それをなかなか実践できないという人が非常に多いです。
だから差が付きます。
得た知識をどんどん自分の院の経営に生かしていくことができる人は、実はとても少ないのです。
皆分かっていてもやらなかったり、今度やってみようと後回しにしたり、どうせやっても変わらないだろうとやる前から諦めたりしています。
だからこそ、どんどん実践して成功や失敗を多く繰り返した人だけが勝者になることができます。
片っ端からやれることをやっていくというのは、意外と難しいことなのです。

お金儲けのことばかりを考える

お金儲けのためだけに整体院の経営をしていると、限界は意外とすぐにやってきます。
多くの人を治したい、患者さんを笑顔にしたい、自分の治療技術をもっと広めたいなど、お金儲け以外の部分に明確な夢や目標がないと、結果的に患者さんの気持ちを考える先生になれないので、繁盛店にはなれません。
一時的にブームの整体院になれても、儲けが先行した経営ではあっという間に患者さんは去っていきます。
あなたが思っている以上に、患者さんは治療家の心を見抜く力を持っています。
お金のためにやっている治療は、患者さんにも伝わるものです。
もちろん儲けを出すことは大切ですが、そこを最終的なビジョンにしてはいけません。
患者さんを治したいという強い思いが、患者さんの心を動かすということを、絶対に忘れてはいけないのです。

誰だって、敗者より勝者になりたいはずです。
そのためには、難しいことや複雑なことよりも、最低限のことを一つ一つしっかりと続けていく意識が何より大切です。
当たり前のことが当たり前にできない、やれることをやらない経営者は意外と多くいます。

なぜ繁盛しないのか?
なぜ経営が安定しないのか?
なぜ患者さんが増えないのか?

そのことと本気で向き合った時、見えてくるのは意外と目の前のシンプルな問題だったりするものです。