整体院でも心のこもったサービスを患者さんに提供していくことが、リピーターを生み出すためには絶対に必要であることには何度も触れてきました。
しかし、どんなに気を付けていても、やはり患者さんとのやり取りがうまくいかない時もあります。
そこは人と人との関り合いなので、たまに失敗してしまうこともありますし、患者さんに不快な思いをさせてしまうこともあるでしょう。


それをそのまま放置してしまうと、患者さんとの信頼関係を一気に壊してしまうことにもなりかねません。
小さな不信感も日が経てば大きなものへと変わってしまうことがあるので、できるだけ早くミスをカバーする必要があるわけですが、最もそれに早く対処できるのが患者さんを見送るタイミングです。

目に見えるアフターケアができるのは限られた時間だけ

患者さんの来院してからの流れは、受付を済ませ、待合室で順番を待ち、実際に施術室での治療、必要があれば次回の予約を取って会計を済ませ、院を出ていくというのが一般的だと思います。
サービスの質を向上させるために、受付や施術の部分は多くの整体院でも様々な工夫や配慮が見られるのですが、見落とされやすいのが後半部分です。


治療が終わって帰るまでの間にも、しっかりと患者さんのことを気にかけることのできる院が今後も多くの人に選ばれる整体院として生き残ることができます。
治療後のいわゆるアフターケアにあたる部分は、患者さんが帰るまでの短い時間に限られます。
患者さんが院を出た後にアフターケアをするのは難しいので、必ず患者さんが院内にいるうちにしっかりと心が伝わるアフターケアを行いましょう。

アフターケアで最低限気を付けることとプラスアルファの気遣い

  • 会計の際、両手で丁寧にお釣りを渡しているか 
  • 患者さんの目を見て対応できているか 
  • 次回の予約が取りやすいようにカレンダーが患者さんの目の前にあるか 
  • 患者さんの姿が見えなくなるまで見送ることができているか 
  • 最後まで笑顔で対応できているか

これらはアフターケアで気を付けたい最低限のポイントです。
これにプラスして、それぞれの患者さんに合った声かけをしたり、先生がわざわざ見送りに顔を出してくれたり、そういう部分でその日のミスをリカバリーすることができるようになります。
患者さんがまだ院を出てもいないのに次の業務に取りかかってしまう整体院もよく目にしますが、最後の最後で患者さんをがっかりさせてしまうと、高い確率で「もうここへ来なくてもいいや」という気持ちにさせてしまいます。
逆に丁寧な見送りによって患者さんは気持ち良く帰ることができます。
これが患者さんの満足度を大きく変え、リピート率にも差をつけていくのです。


「終わり良ければ総て良し」という言葉があるように、整体院のサービスも、患者さんの最後の部分に力を入れることで高い満足度を得られる整体院になれます。
少しのミスも最後に気持ち良い思いをすることで嫌だった気持ちが薄れます。
しかもこの部分は多くの整体院で強化されていない、軽視されやすい部分でもあるので、しっかりと研究してアフターケアに強い院づくりをすると、非常に高い効果が期待できます。
スタッフ全員で一丸となって、最後の最後まで患者さんに寄り添った対応ができるよう、患者さんの見送りまで気を抜かない整体院をつくってください。