会社を立ち上げる時、誰もが思うのが「失敗したらどうしよう」ということです。
順風満帆、常に右肩上がりの未来だけを思い浮かべられる人はなかなかいないと思いますし、起業や経営をする上でそんな未来はほぼ待ち受けていません。


成功の過程には、大なり小なり必ず失敗があります。
失敗を繰り返しながら、会社は成長することができるのです。
私も経営者としてのこの4年間で、本当に多くの失敗や損失を繰り返してきました。


はたから見れば早いスピードで会社を大きくすることができた成功者、というように映るかもしれませんが、その分失敗のダメージも本当に大きく、ほかの人には分かり得ないような不安や恐怖に怯えて過ごしていた時期もありました。


ここまでの道のりは決して楽なものではなかったです。
しかし、そんな苦しい時期があったからこそ、今があります。
失敗する前から失敗に怯えてしまうのはなぜなのか、改めて考えてみましょう。


失敗を恐れるな

なぜ失敗が怖いと思うのか?本当に失敗は怖いものなのか?
失敗する前から失敗を必要以上に怖がるのは、宝くじで当たってもいない3億円を何に使おうかウキウキしているのと同じようなものです。
失敗した時のことを想定してあれこれずっと考えて悩んでいる時間は、あまりにも無意味なのです。


もちろん、失敗した時のためにリスクを最小限に抑える努力は大切です。
それは必要な範囲の失敗への恐怖心です。 しかし、失敗するのが怖いからやりたいと思い描いていることへなかなか踏み出すことができない、やらずに諦めてしまう、といった、失敗への恐怖心が新たなことを始める邪魔をしている状態は、とても残念な状態です。


これでは会社を大きくすることはできません。
このような考えを捨てられない人は、経営者には向いていません。


見切り発車でやってみる

私が常に心がけているのが、会社のために思いついたことはとりあえず何でもすぐにやってみるということ、このスタイルは今も変わっていません。
新たなことを始めるたびに、うまくいかなかった時のことが頭をよぎります。
しかし、それでもやってみます。 やってみてダメだったら、また次の方法を考えます。
それでもダメだったら、さらにまた違う方法を考えます。
こうやって失敗を繰り返すことで、うまくいく方法が何なのかを見付けます。


むしろこうしなければ、うまくいく方法を見付けることはできません。
やる前から「どうせうまくいかない」とは絶対に思いません。
もしその方法が成功に結び付くものだとしたら、やらずに諦めてしまったら取り返しがつかないのです。


それが周りがまだやっていないことだったら、なおさらやってみるべきです。
悩んでいる間に、諦めてしまった後に、そのアイデアをほかの誰かが発表して大成功を収める姿を見る方がよっぽど怖いし悔しいです。
やってみてダメだったらやり直しはききますし、失敗したことでそれがダメだったと気付けるため、そこで一つ成長することができます。


失敗は成功のもとと言いますが、まさにその通りで、これは気休めでもなぐさめの言葉でもありません。
成功するためには、たくさんの失敗を重ねる必要があるのです。
失敗した時に見えること、分かることは、失敗した人にしか分からないでしょう。
見えないものに怯えていても仕方がないということに気付いてください。


「失敗してはいけない」「失敗することはいけないこと」という固定概念を取っ払って、身動きの取れない状態を解放しましょう。
失敗を恐れないことこそが、成功者に共通していることなのです。