私の整体院『JITAN BODY』では、完全予約制のシステムを取っています。
なぜ完全予約制にしたのか、その大きな理由の一つが、患者さんの待ち時間を少なくすることで満足度の向上を図るためです。
患者さんにとって、待ち時間は短い方が嬉しいものですし、長い待ち時間はそれだけでかなりのストレスになります。
行列のできるカフェやテーマパークのアトラクションの列に並ぶのと、整体院で待つのでは、同じ1時間の待ち時間でも感じ方が全然違います。
それはなぜなのかを考えてみましょう。

患者さんは既にストレスを抱えた状態で来院する

整体院に来る理由は、身体のどこかが痛い、動かしにくいなどの症状があるからで、患者さんはそれを改善するためにわざわざ整体院に足を運びます。
つまり患者さんは整体院に来る前から、痛みなどのストレスを抱えた状態で来院するわけです。
カフェの行列やアトラクションを待つ列に並ぶ時には、楽しみやワクワク感の方が大きくなるので、長い時間でも意外と難なく並べてしまうものです。
しかし整体院ではそうもいきません。
もともとストレスを抱えている患者さんに、待ち時間というさらなるストレスを与えないように努力することはとても重要なことです。

時間が読めない待ち時間の苦痛

次に、患者さんが整体院の待合室で長い時間を過ごすことを苦痛に感じる理由として、時間が読めないという要素が大きく関係しています。
あなたも一度は病院などの待ち時間で「まだかな?」「いつ呼ばれるのだろう」「忘れられてはいないだろうか」などと不安を感じた経験はありませんか?
待合室では列をなして並んでいるわけではないため、自分があとどれくらいで呼ばれるのかが分かりにくく、時間が読めないことに対して患者さんはどんどんストレスを感じてしまいます。

例えば受付の際に「あと○分程度でお呼びできると思います」という一言があるだけで、同じ待ち時間でもストレスの感じ方が全く変わってきます。
どのくらいの待ち時間かを提示することができる整体院は、多少待ち時間が長くても患者さんがリピートにつながりやすいものです。


患者さんは、貴重な時間を使って院にわざわざ足を運んでくれています。
患者さんの大切な時間を平気で無駄にするような整体院では、患者さんの満足度が大きく下がってしまうのは当然です。
もちろん、待ち時間を完全にゼロにするのは完全予約制でも難しいことです。

しかし、やはり毎回1時間も患者さんを待たせるのが当たり前の整体院では、患者さんはストレスを増やして帰ることになるでしょう。
やっぱり待ち時間は、短ければ短いほど良いとほとんどの人が思っているはずです。
待ち時間をいかに短縮することができるか、待ち時間に対してどれだけ患者さんがノンストレスでいられるか、これは患者さんの満足度を上げてリピートにつなげる対策として本気で取り組むべきだと思います。