真面目な人は経営者に向いていないなどとよく言われますが、経営において真面目さは決して悪い要素ではありません。
使い方や考え方次第では、あなたの真面目さは経営の確かな武器になります。
しかし、やはり考え方が真面目すぎるとなかなか繁盛店を生み出すことができないというのも事実です。
あなたはあなたの持つ真面目さをきちんと経営に生かすことができているでしょうか?


真面目すぎると患者さんを「ひいき」できない
整体院の経営者の中にも、真面目すぎて大きな利益を逃している人をたくさん見かけます。
そのよくあるマイナス要素の一つとして、真面目すぎる経営者は患者さんをひいきすることができないというのが挙げられます。
たくさん院に足を運んでくれるリピーターの患者さんに対して、特別な扱いをすることになんとなく罪悪感を覚えてしまうのです。
繁盛院を見てみると、当たり前のように患者さんのランク分けが行われています。
ランクが上の患者さんには、様々な特典やイベントなどを用意して患者さんをひいきしているのです。
これが真面目すぎる経営者にはできず、患者さんは皆平等に扱いたいという思いが強すぎてしまう傾向があります。


たくさん通ってくれる患者さんを「ひいき」するのは当たり前のこと
全ての患者さんを平等に扱って、最も損をするのは誰ですか?
それは大切なリピーターの患者さん、院にたくさん足を運んでくれている患者さんです。
年に1、2回しか来院しない患者さんと、毎月欠かさず通ってくれる患者さんへの待遇が同じでは、当然たくさん通ってくれる患者さんの満足度は下がります。
もちろんそんなことは気にしないでずっと通ってくれる患者さんもいると思いますが、そんな患者さんでも「たくさん通ってくれてありがとうございます」という思いを何かの形で提供してもらえたら、必ず喜んでくれるはずです。
やはりたくさん来てくれた患者さんに対して何かお礼の気持ちを形に表すことはとても大切なことであり、自然なことでもあります。


「ひいき」しないことで起こる負の連鎖
つい新規の患者さんの獲得ばかりを考えたり、まだ来院歴が浅い患者さんへの気遣いばかりに力を入れてしまいがちですが、それをやればやるほど遠ざかっていくのは来院歴の長い、大切なお得意様の患者さんです。
リピート率の高い患者さんを特別扱いできないと、長く通ってくれている患者さんでもだんだんと足が遠のいて気付いたら全然顔を見ていない、なんてことになりかねません。
そうなると、いくら新患が入ってきてもその分リピーターの患者さんが来なくなっているので、いつまで経っても全体の来院患者数は増えません。
ランクが上の患者さんをひいきしないと、このような負の連鎖が非常に起こりやすい状態が続いてしまうのです。
このことをしっかりと覚えておいてほしいのです。


整体院の経営で大切なことは、たくさん通ってくれる患者さんやお金を使ってくれる患者さんに対し、上手に「ひいき」することです。
全ての患者さんに平等なサービスの提供を徹底している院では、実は多くの大切なリピート患者さんを失っているのです。
お得意様にはできるだけ「ひいき」をすることの重要さを、もっと理解しなければなりません。
真面目すぎる性格が、この上手なひいきの邪魔をしないように気を付けてください。