整体院の経営は、患者さんがいなければ成り立ちません。
どんな会社でも、お客さんや患者さん、顧客という存在がいて初めて経営を組み立てていくことができます。
当然、整体院の経営ではたくさんの患者さんに来てもらえることを目標にします。
そのために開業前から開業してからもずっと、整体院の経営を続けている間は常に集患についての対策を考えていくことになるでしょう。

しかし、そう簡単に思い通りにいかないこともあります。
オープン始めから大幅に目標集患数を下回ってしまった、突然患者さんの数が減ってしまったなど、思うように患者さんを集められないことはよくあります。
むしろ開業してから何年間も、ずっと目標通りの集患数を維持できている整体院なんてほとんどありません。
多くの整体院が、患者さんが来なくなった時にどうすれば良いのか、必死に考えて対策をしながら経営を続けていくのです。

リピートにつながる集患でなければ意味がない

例えば、開業してすぐ来てくれた患者さんや、集患が減った後に来てくれた患者さんは、なるべく多く、なるべく長く抱えたくなる経営者が多いです。
しかし、あまり患者さんを抱え込むことばかりを考えてしまうとかえって失敗してしまうケースが非常に多くあります。

整体院の経営の最も基本的なものの一つに、患者さんのリピートが挙げられます。
一度来てくれた患者さんをどれだけリピーターにすることができるか、集患の対策にはまず1番にこれを考えなければなりません。
繁盛院では新規の患者さんよりもリピーターの患者さんを大切に扱う傾向があり、全体で見た患者さんのリピート率も高いのが特徴です。

患者さんのリピート率を下げるNG行動やNG思考
しかし、来てくれた患者さんを必死に多く長く抱え込もうとするとどうなるか?
例えば、治療がもう必要ないような患者さんを手離すのが怖くなって、無理に治療を長引かせたり、必要以上にほかの治療を勧めたりということを平気でやってしまうようになります。
つまり患者さん目線の治療や対応ができなくなってしまうということです。
そういう思いは、患者さんに伝わります。

儲けや集患のことばかりを考えて行動を起こすと、それは簡単に患者さんに見抜かれてしまうものなのです。
患者さんは一度不信感を抱いたら、当然リピートしてくれる確率は極めて低くなります。
集患のことに必死になりすぎてしまうと、このような悪循環が起こりやすくなってしまうので、これは本当に注意しなければならない要素です。
続けていると自院の経営が立て直せないほどの致命傷を負ってしまうことも珍しくありません。


患者さんとの付き合いは、「細く長く」を常に考えるべきです。
集患に必死になりすぎて患者さんを無理につなぎとめようとする経営者が多いのは、目先の結果しか考えていないからです。
経営は、常に長い目で考えることもとても大切なことです。
整体院の経営を長い目で見た時に、やはり患者さんのリピートが支えとなるのは間違いありません。
目の前の結果ばかりでなく、患者さんと細く長いお付き合いを目指した対策を続けていかなければならないのです。