患者さんに適切な施術を行うために、非常に重要なプロセスとなるのが問診です。
患者さんとの限られた時間の中で、いかに患者さんの状態や悩み、不安に思っていることなどを正しく理解してあげられるかは、問診のやり方次第で大きく左右されます。
特に新規の患者さんではお互いに探り探りのような状態ですから、そこで患者さんがどこをどうしてほしいのか、どのような症状で悩んでいるのかを正しく把握してあげることができれば、患者さんの信頼を一気につかむことも可能です。
問診に力を入れることで、患者さんの信頼を得ることが大切なのです。

問診票には隅から隅まで目を通す

患者さん1人に費やせる時間が限られているため、問診票は必ず取り入れてください。
問診票によって患者さんの状態を事前に把握しておくと治療自体がとてもスムーズになります。
患者さんもいきなり症状を聞かれるより、ゆっくりと考えて書く方が正しい情報を伝えやすいでしょう。 。
患者さんがくれた情報には隅から隅まで目を通し、できるだけ患者さんの状態が分かったところで患者さんを部屋に通してください。

問診票をよく読んだことを患者さんに分かってもらう

患者さんにわざわざ書いてもらう問診票が、ほとんど意味のないものになっている整体院も多く見られます。
せっかく書いてもらった問診票をあまり読まずに直接問診を始めては、患者さんはしょっぱなから不信感を抱きます。
「1カ月前から」と書いてあるのに「いつからですか?」「1カ月前からですか?」と聞くのはNGです。
「1カ月前から痛かったんですね」と、問診票に書いてあることを繰り返す時には言葉選びに気を付けてください。
問診票が役に立ったことが分かると、患者さんも嬉しい気持ちになります。
問診票は患者さんからの手紙だと思って丁寧な扱いを心がけましょう。

患者さんが書きやすい問診票を用意する

あなたが患者さんだったら、どんな問診票が書きやすいと感じますか?
問診票の基本スタイルは、選択制を多用することです。
○をつけていくだけの問診票は、患者さんに簡単に書けるというイメージを与えやすく、それだけで真剣に取り組んでくれる人が増えます。
文字を書くことを多く求められると、患者さんも面倒になって得られる情報が減ってしまうことにもつながります。
選択制がメインの簡単なイメージを持たれる問診票作りをしてください。
人体図に○をつけてもらう方法や、来院のきっかけ、紹介者の情報を書く項目なども忘れずに取り入れましょう。


問診票は使い方次第で患者さんの心を動かすツールにもなる大切なものです。
問診票を十分に活用できている整体院ほど、患者さんの満足度は自然と上がりリピート率も高くなります。
たかが問診票などと、あなどってはいけないのです。
問診票の重要性を改めて考え、患者さんの信頼を得るための材料としてしっかりと機能させていってください。