経営を学んできた人なら、「パレートの法則」というのを一度は聞いたことがあると思います。
パレートの法則とは、経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素によって生み出されているという理論です。
「80:20の法則」とも呼ばれていて、分かりやすく例を挙げると、

・売り上げの8割は全顧客の2割が生み出している。
・売り上げの8割は、全体の2割の製品で占めている。
・Webサイトは、全体の8割のアクセスが2割のページに集中する。

など、ある事象の2割が、全体の8割を生み出しているという状態を示しています。

2割の患者さんで売上の8割を占める

これを整体院の経営に置き換えると、 『全体の売上の8割は、2割の患者さんが生み出している』 ということになります。
確かに患者さん全員が同じように整体院に通ってお金を使っているわけではなく、1年に1回しか来ない患者さんもいれば、3カ月に1回来院する患者さん、1か月に1回来院する患者さん、2週間に1回のペースで通う患者さんなど様々です。
施術のメニューも、必要最低限のものを選ぶ患者さんもいれば、色々と組み合わせてフルコースの施術を頼んでくれる患者さんもいます。
100人の患者さんがいたとして、そのうちの20人の患者さんで全体の売上の8割を占めている、というのがパレートの法則なのです。

2割の患者さんを特別扱いすること

つまり、患者さん全員をターゲットにした戦略ではなく、あなたの整体院の中の2割のお得意様、常連様を優遇することで、売り上げの8割の部分をさらに上げることができるようになります。
売り上げの8割に貢献してくれている2割の患者さんをひいきすることで、効率良く売り上げをアップさせることができるというわけです。
私の整体院『JITAN BODY』でも、会員制度を設けて患者さんをランク分けしています。
来院回数が多ければ多いほど、様々な特典が受けられるように、お得意様の患者さんをひいきしています。
これにより、売り上げの8割の部分を安定させ、さらに向上させることができています。


全ての患者さんを同じ扱いにするより、思い切って2割の患者さんを特別扱いすることはとても大切なことです。
特別扱いされた患者さんは、リピートにつながるだけでなく、口コミにより新たな患者さんを呼び込んでくれる可能性も高くなります。
こうして安定して売り上げを上げることができるようになるのです。

80:20の法則を、ぜひあなたの整体院の経営にも役立ててみてください