患者さんといかに良いコミュニケーションを取るかは、患者さんとの信頼関係を築くうえでとても重要なポイントです。
コミュニケーション不足では、患者さんはなかなかリピーターになってくれません。
患者さんの心をつかむコミュニケーションができれば、患者さんはあなたを頼って自然とあなたのところに戻ってきてくれる、理想の関係をつくり上げることができます。
患者さんとの良いコミュニケーションのために、2つの大切なポイントを押さえましょう。

治療家側からの自己紹介も忘れないこと

患者さんの情報は、問診票などを使って名前や住所、電話番号、誕生日、症状、おおまかな生活スタイルなどを得ることができます。
しかしこれだけ聞き出しておいて、自分のことは名前ぐらいしか話さない、というのはどうでしょうか?
これでは良いコミュニケーションが取れるわけがありません。
患者さんとのコミュニケーションを取る際には、自分の情報もどんどん提供していくことが必要なのです。

これはコミュニケーションの基本中の基本です。
お互いのことを深く知ることで、良いコミュニケーションが取れるようになることは誰にでも分かることだと思います。
この当たり前のことができていない治療家が大勢いることも事実です。
患者さんにだけ情報の提示を求めるやり方では、患者さんの信頼を得ることは難しいものです。

様々な方法で積極的に自分をアピールすること

とはいえ、患者さん1人1人と直接話せる時間は限られています。
「名前は○○です。○月○日生まれで、趣味は○○、家族構成は…」などと丁寧に自己紹介をしている時間はほとんどないでしょう。
ではどうするのか、それは自己紹介を文章やイラスト、写真などを使って様々な方法で表現するのです。

・待合室に先生の自己紹介ポップを貼り出す
・院の紹介とともに先生の詳しい自己紹介をパンフレットや冊子にする
・自己紹介新聞を作って定期的に更新する
・ホームページに先生の自己紹介を掲載する
・ブログやSNSで趣味の話や日常の話題に触れる
・手紙やDMで自己紹介レターを送る

このように自己紹介をどんどん発信していくことで、患者さんもどんな先生なのかが分かり、安心感や信頼関係を築くのに大いに役立ちます。
この時、だらだら小さな文字だけが並ぶような自己紹介の表現スタイルだけではなく、見ている人が読みたくなるような、楽しく読めるような表演方法を工夫してみましょう。
趣味が同じ、ペットが同じ、家族構成が同じ、出身地が同じ、誕生日が同じなどの話題を提供することができれば、患者さんとのコミュニケーションはどんどん良い方向へと進んでいきます。


良いコミュニケーションは、お互いのことを知ることでしか成立しません。
患者さんへの自己アピールを、積極的に行っていきましょう。
自分のことを隠す印象は、患者さんへの不信感につながってしまいます。