治療家の中には、どうしても人付き合いが苦手だと感じる人もいるかもしれません。
性格的に、すぐにどんな患者さんとも仲良くなることができる先生もいれば、なかなか心を開けずなんとなく暗い印象を持たれてしまう先生もいます。

患者さんとのコミュニケーションを取ることに強い苦手意識を感じていると、なかなか患者さんにとって気持ちの良い対応ができなくなってしまいます。
元気にハキハキ受け答えをする、常にニコニコ笑顔でいるなど、これらは治療家として最低限身に付けておきたいものですが、努力してもなかなかうまくできないことに悩んでしまう治療家も少なくないようです。

また、自分以外のスタッフがなかなか元気な接客をしてくれない、日によって態度が違って困っているケースなどもあります。
このような場合は、どのように解決していけば良いでしょうか。

できないこともできるようにならなければ未来はない!

もちろん、患者さんは暗い雰囲気の先生よりも明るく元気な先生に好感を持つ人の方が多いです。
しかし、性格上明るくふるまうのが苦手な先生が頑張って明るく対応してくれようとしている、という姿勢はしっかりと患者さんに伝わります。
そのような姿勢に患者さんは不信感を抱きません。
むしろ好感を持ってくれるものです。

反対に、自分はどうせ笑顔が苦手だからと諦めてしまうと、患者さんの満足度はなかなか向上しません。
できないこともできるようにならなければならないのです。
苦手なことから逃げる姿勢では、患者さんの心は動かせません。
自分ができる限り明るく、元気に、ハキハキと! ニコニコするのが苦手だったら、ニコニコする練習をしてください。
多くの整体院で接客レベルが上がっている中で、やはり暗い雰囲気を払拭できないことは、この業界の厳しい生き残り戦争を勝ち抜く力を著しく低下させてしまうことを忘れないでください。

スタッフには「何の問題もない接客」を徹底させる

例えば若いスタッフがなかなか自分の思うような接客をしてくれない時、まずはそのスタッフにスタートラインに立ってもらうことから始めましょう。
急に全てを完璧に求めても、うまくいきません。
整体院では患者さんに対してのプラスアルファのサービスが非常に重要になりますが、そのプラスアルファができないスタッフには、まず患者さんにマイナスの印象を与えないことだけを求めましょう。

つまり「何の問題もない接客」を徹底させてください。
患者さんにとって何も問題がないスタッフの対応は、リピート率を下げる原因にはなりません。
最高に気持ちが良かった!とまではいかなくても、そこそこ良い接客だったな、と思ってもらうことが最低限のノルマです。
そしてこれができるようになれば、次のステップにスムーズに進めるようになります。
どんな時でも何の問題もない接客を続けるというのは、意外と簡単なことではありません。
しかし、自院を繁盛店にするためには、全てのスタッフに最低限何の問題もない接客が求められます。


癒しを求めて整体院に足を運んでくれる患者さんに、逆にストレスを与えてしまうことだけは避けなければなりません。
そのためには自分自身も、そして全てのスタッフにも、患者さんに嫌な思いをさせない対応が求められるのです。