「フレーミング効果」という言葉を聞いたことはありますか?
経営を学んだ人なら一度は耳にしたことがあるかもしれません。
フレーミング効果とは、同じ情報でも言い方を変えるだけで相手に異なる印象を与える現象のことです。

「成功率が8割の手術」と「死亡率が2割」の手術

例えば、「成功率が8割の手術」と「死亡率が2割の手術」、もしあなたが家族にこの事実を説明しなければならない時、どちらの言いまわし方を選びますか?
ほとんどの人が「成功率が8割」の言い方を選ぶと思います。
死亡率が2割ということは5人に1人は失敗する、かなりリスクの高い手術という印象を受けます。


しかし、これを成功率が8割と言い換えることで、100人いたら80人が助かる、10人中8人は大丈夫だから自分もきっと大丈夫だろうというポジティブな気持ちを引き出すことができます。
「成功率が8割」と「死亡率が2割」、同じ意味を持つ言葉のはずなのに言い方が違うだけで受ける印象も大きく変わることが分かります。
これがフレーミング効果です。

ネガティブな言い回しが集客につながる

フレーミング効果を上手く使えば、言い方一つで大きな集客につながる可能性があります。
これを整体院の経営に生かす方法を考えてみましょう。
例えばこんな言い回し方の違いを見てください。

「早期治療で、腰の痛みから解放された生活を送れます」
「放っておくと、腰が痛くて歩けなくなります」

この言い方の違い、整体院などでよく目や耳にするのは①の方だと思いますが、より集客につながる可能性があるのは実は②の方です。
ネガティブな例をあえて投げかけ、恐怖心をあおる方が相手を説得しやすいケースが多くあります。
痛みを見過ごしながら生活している人に対し、そのままでは歩けなくなると警告することで、整体院へ行く動機のハードルを下げることができます。
このようなネガティブな言い回し方も、時には効果的だということを知っておくことが大切です。


チラシやハガキの反響があまり良くない時などは、このフレーミング効果を使って文言を変えるだけで、見ている人の意欲も大きく変えることができるかもしれません。
ホームページ上の目立った一文を書き換えるだけで、相手に与える印象が大きく変わることもあります。
「整体院へ行こう」と思わせる文言づくりをしてみてください。
その時にフレーミング効果はとても良い仕事をしてくれますよ。