整体院に限らず、経営を行う上で必ず持ち続けなければならないのが経営理念です。
経営理念とは、経営者が経営活動を通じて実現しようと抱き続ける信念や理想、明確なビジョンのことを指します。
この経営理念の筋が一本しっかりと通っているかどうかは、自社の発展や成長に大きく関わります。
経営理念を持つことで、3つの経営のメリットが生まれます。

経営の基軸や具体的な経営計画の具現化

例えば整体院の場合、4000万円の売り上げがある院をつくる、10年の間に分院を5院つくるなどのはっきりとした目標があると、そこに向かって何をどうする経営をしていけば良いのか、計画を立てやすくなります。
このような具体的な夢や目標は、ずっと変わらない経営理念に基づいていなければなりません。
経営理念が明確でないと、このような具体的な目標が挙げられなかったり、すぐに目標がころころ変わってしまったりします。
経営理念があることで、判断に迷った時や困難に陥った時でも、自分を見失わずに目標達成のため考えた行動ができるようになるのです。
経営理念を持つことは、経営の基軸をつくり、経営計画を立てるうえで必要不可欠なものです。

組織力の向上やスタッフの個々の力の向上

トップに立つ経営者がともに働くスタッフに明確な夢を公言することで、スタッフと一緒に頑張ることができるようになります。
全員で同じ方向を向いていなければ、当然良い経営はできません。
整体院においても、繁盛店はどこも院長とスタッフの一体化が感じられます。
また経営理念をスタッフにも浸透させることで、組織力が上がるだけでなく、個々のスタッフが自律的に判断して行動できるようになるため、強い組織となることができます。
なんとなく働いてもらうのではなく、スタッフ1人1人の力を合わせて夢の実現に向かって前進していくという高いモチベーションを引き出すために、明確で分かりやすい経営理念はとても重要です。

社外からの信頼を得る

明確な経営理念を掲げることは、社内だけでなく社外からの信頼を得ることにもつながります。
自社がどのような信念をもって会社を経営しているのか、それを社会に知ってもらうことで、企業価値が高まって顧客の獲得につながっていきます。
何を考えているか分からない人より、明確な考えを提示してくれる人の方が信頼できますよね。
経営理念は、社外にも発信して会社の利益や成長につなげていきましょう。


経営理念を持つうえで大切なことは、会社が存続する限り変わらないような明確なものを掲げることです。
経営理念が変わってしまったり、少しのことで揺らいでしまうようなものでは、逆に会社にとっての不安材料となってしまいます。
そのためには、経営者であるあなた自身が何が何でも絶対に叶えたいという強い気持ちが経営理念となっていなければなりません。
誰かに言われたものや、何となくこんな感じかなと、曖昧な決意で経営理念を持っていても意味がないのです。
あなたの夢の実現のために、明確な経営理念を持ち続けて、会社の発展に大きく役立ててみてください。