近年は格安のマッサージ店がどんどん進出を続けていますが、これをピンチととるかチャンスに変えるかはあなた次第です。
個人の整体院が格安のマッサージ店に勝てない部分は、ずばり安さです。
価格で激安店に対抗するのは無理です。
院のメニューの料金を大幅に下げると、その分多くの患者さんを診なければ経営を続けられなくなります。
多くの患者さんを診るということは、1人あたりにかけられる時間が減り、それに伴い治療の質だけでなくサービスの質やコミュニケーションの質も低下することはほぼ間違いないでしょう。


1.料金は下げずに質の高い治療を提供する
増え続ける激安マッサージ店に対抗するためには、料金は下げずにむしろ上げるべきです。
もちろん、ただ高いお金を払うだけでは患者さんは満足しませんので、高いお金を払うだけの価値がある治療の提供は必須です。
私の整体院『JITAN BODY』では1回1万円を超える料金ながらも、常に8,000人以上の方が予約待ちの状態です。
決して安くはない料金設定だという自覚は私にももちろんありますが、そのお金を出すだけの価値は十分あるという自信もあります。
実際にほとんどの患者さんがリピート来院してくれますし、治療の満足度は非常に高い水準を維持しています。
料金が高くても、それに見合った治療を提供することができれば、患者さんが激安マッサージ店に奪われてしまうことはないのです。
安さで勝てなければ、治療の質の高さで勝ちましょう。
激安マッサージ店では決して手に入らないものを、あなたの整体院で確実に患者さんに提供してください。


2.患者さん1人あたりの時間を減らしながら治療の効率化を図る
また、治療の効率化も激安マッサージ店に勝つための重要な対策です。
1人の患者さんに60分もかけていたら、1日8時間の診療時間でわずか8人しか診ることができません。
これが1人30分に短縮されれば、倍の16人診れるようになります。
さらに1人20分なら、1日8時間で24人診れる計算です。
もちろん、1人あたりにかける時間が減るのと同時に治療の質が低下してしまってはいけないので、患者さんが激安マッサージ店では味わえないような満足のいく治療を提供しながらも、患者さん1人1人にかける時間を減らしていく方法を考えなければなりません。
そのためには治療以外の部分、例えば患者さんとのコミュニケーションや心を癒すために費やす時間などをできるだけ減らしていくことを考えましょう。
短時間で患者さんの心をつかむには、信頼してもらうにはどうしたら良いのか?患者さん1人1人にかけられる時間は決して長くないということを自覚して、実際の治療以外の時間はできるだけ減らしていくことを意識してください。
短い時間の中で患者さんとしっかりとコミュニケーションを取ることができなければ、やはりなかなか売り上げや患者数は伸び悩んでしまいます。


「質の高い治療の提供」と「治療の効率化」。
一見矛盾しているように思いますが、このどちらも実現させなければ、厳しいこの業界の生き残り戦争を勝ち抜いていくことはできないのです。