時短治療についてもう少し詳しく説明していきたいと思います。
治療家の時給を上げるためには、「患者さん1人1人の治療時間を短くして多くの患者さんを治療する」というシンプルな方法が非常に有効です。

“時短治療”で自分の時給を上げる

一人前の治療家の時給は、「1時間1万円以上」が目安になるとも言われています。
つまり患者さんの単価が5,000円なら1時間に2人は治療する必要があります。
最初の仕組みで1時間の値段設定が1万円以下だと、経営がどんどん苦しくなってしまうことが予想されます。
しかし値段を一気に上げたり、いきなり高額の設定にすると、まず値段を気にする患者さんの足はどうしても遠のきやすくなるため、やはり時間を短くして数をこなす、という方向性の方がリスクは少なく済むものです。

とはいえ30分の治療時間を5分まで短縮するのは、すぐにできることではないと思います。
まずは10分でも5分でも治療時間を短くする技術を身に付けましょう。
単価が5,000円の患者さんの治療時間を30分から20分に時短することで、あなたの時給は1万円から1万5千円までアップさせることができます。
これを1日、1カ月、1年単位で計算すると、1人10分の時短で得られる利益は非常に大きいものになるのです。

“時短治療”で患者さんの満足度を上げる
時短治療を考える時に大切なことは、時短することで患者さんにもメリットがあるということを明確にすることです。
多くの患者さんは、治療時間が短くなるとなんとなく不安な気持ちになります。
そこをしっかりと説明し、あとはあなたの技術で時短によるメリットを患者さんに実感してもらうことです。
治療時間が短くなっても、患者さんがしっかりと満足することができればリピートは減りませんし、むしろリピート意欲を増やします。
患者さんが時短に対して漠然と不信感を抱くのは最初だけで、時短の魅力が分かれば満足度は今までよりも確実に上げることができます。
ただし、「時間を短くして売り上げを増やすこと」ばかりを考えていると失敗しますので、あくまで時短は患者さんのためという前提で時短のための勉強や研究を行う必要があります。
患者さんが時短に対して不安に思っている時は、しっかりとその不安を取り除いてあげなければなりません。


まずは治療家自身の“時短治療”に対する罪悪感をなくすことも必要です。
治療時間は長くなければいけない、という考えを完全に払拭できるよう、しっかりと患者さんに時短へのメリットの説明ができるよう、本気で勉強や研究を行いましょう。
あなたの治療家としての実力は、あなたの時給に表れます。
時給を上げるのも下げるのも、あなたのやり方次第で大きく変わります。
ぜひ、自分の時給を上げることができる時短治療をについて、本気で考えて取り組んでみてください。