多くの患者さんをリピートにつなげるために、ハガキやレターは一定の効果を得られる戦略として多くの整体院で取り入れられています。
ハガキやレターを出すことで、患者さんは自分のことをきちんと気にかけてくれているのだと実感してもらうことができます。
私は今でも1日1通でも手書きのレターを書くことを続けています。
こういった地道なケアが、患者さんの心をつかんで離さない整体院になるために必要なのです。

しかし、患者さんに送るハガキやレターが意味のないもの、あるいは逆効果になってしまうケースも実は少なくありません。
ハガキやレターは、ただ出せば良いというものではないのです。

事務的なハガキやレター

あなたの整体院が患者さんに向けて出すハガキやレターは、その内容が事務的なものになりすぎてしまっていませんか?
例えば来院の感謝を伝えるサンキューレターの場合、
「先日は来院ありがとうございました」
「その後の調子はどうですか?」
「またいつでも来院してください」
などと印刷されたものが多いと思いますが、このようなレターが届いて患者さんの心は本当に動くでしょうか?
これだけだと、どうしても事務的な印象が強くなってしまい、サンキューレターの効果が薄れてしまいます。

例えば、「来院ありがとうございました」の部分だけはあらかじめ印刷されており、その後の文章は手書きで書くことができると、一気に効果的なサンキューレターへと変化します。
たとえほとんどの患者さんに同じ文面を送っているとしても、印刷されたものと手書きのものでは患者さんの感じ方が大きく違ってきます。
もちろん患者さんによってメッセージの内容を変えることができれば、その手間や努力で患者さんをさらに感動させることができます。

売り込み色が強いハガキやレター
いかにも整体院に来させようとする意図が伝わりすぎてしまう、売り込み色が強いハガキやレターも、患者さんのリピート意欲を逆に低下させてしまいます。
患者さんは整体院を医療系に属すると判断している人が多く、そこにあまりビジネス色を出してしまうと無意識に抵抗感を感じてしまうものです。
ハガキやレターはあくまでも患者さんの気持ちを良くする、感動させるために送るものです。
次も絶対に来てほしいという思いを内容で表現してしまうと、患者さんはなんとなく嫌な気分になってもう一度行きたいという気持ちから遠ざける結果となり、ハガキやレターが逆効果となってしまいます。
「何かあったらすぐに来てください」
「次は○○頃に来院してください」
「継続して通わなければ効果が現れません」
などのメッセージをハガキやレターで伝えるのは避けましょう。


せっかくハガキやレターを出すのであれば、それを意味のあるものにしなければなりません。
作業的に出しているだけでは何の効果も得られず、時間や手間、予算の無駄遣いです。
きちんと患者さんの心を動かすことを意識して、心のこもったハガキやレターを届けましょう。