肩こりや腰痛を訴える人の数が数十年前の何倍にも膨れ上がっていることの背景には、現代のストレス社会が大きく関係しています。
痛みとストレスは非常に深く関わっていて、気持ちが沈んでいる時は肩こりがひどくなったと感じるし、体のあちこちが痛いような気がしてますます気分が落ち込みます。
反対に気の知れた仲間と1日中楽しく遊んでいる時は、休みなく動いて体は疲れているはずなのに不思議と体の痛みは感じなかったりします。
楽しく遊んだ日の翌日が仕事だと、朝起きた時の体のだるさは一段と増すでしょう。
このように体の不調、特に痛みの感じ方はモチベーションによって大きく左右されています。

患者さんの気持ちを動かすことであなたの治療技術の評価を上げる

目の前の患者さんの痛みを少しでも楽にしてあげたいと思ったら、どのような施術が最適かを考えるのと同時に患者さんのストレスを取り除くことも考えましょう。
気持ちの面で明るくなれば、痛みが和らいだと感じるハードルが下がります。
がっちがちに緊張したまま治療を進めても、効果を実感しにくくなってしまうものです。
自分自身の気持ちのコントロールはもちろんのこと、患者さんのモチベーションのコントロールも、治療家の大切な仕事の一つであると考えるべきです。
患者さんのモチベーションを上げることができれば、あなたの治療技術の評価も一気に向上します。
それほど痛みとストレスは密接な関係にあることを忘れてはいけません。

患者さんには絶対にストレスを感じさせてはいけない

ではどのように患者さんの気持ちを少しでも楽にしてあげることができるのか、それは小さな気配りの積み重ねです。
患者さんとの限られた時間の中で、できるだけ多く患者さんの気持ちを安心させてあげてください。
逆に言えば、短い時間の中でいかに患者さんにストレスを感じずに過ごしてもらうことができるかを考える、これを徹底することです。
疲れているからといってそれを態度に出したり、仕事やプライベートで嫌なことがあって患者さんにあたるなどの行為は許されません。
患者さん一人一人を大切にする治療家の思いが、患者さんの気持ちを楽にします。

患者さんの気持ちのスイッチを押す方法
また、患者さんの気持ちのスイッチをこちら側が押してあげましょう。
患者さんを直接触れ合う時間の中で、たった一言の優しい言葉、笑顔、ひと押しで、患者さんの気持ちのスイッチは入ります。
気持ちのスイッチを入れてあげれば、患者さんはどんどん気持ちが楽になってリラックスすることができます。
どうやったら患者さんの気持ちが楽になるかな、気分を明るくしてあげることができるかな、それを考えて実行してみてください。
意識してやるのとやらないのでは、患者さんへの伝わり方も全然違ってきます。
一人一人の患者さんの気持ちのスイッチを、確実に押してあげましょう。

「あそこに行くと楽になれる」「癒される」「ストレス解消になる」 患者さんにとって、そんな整体院になってください。