繁盛院の治療家に最も求められる能力は何でしょうか?
治療の技術力やコミュニケーション能力などが真っ先に浮かぶ人が多いと思いますが、実は違います。
もちろん、治療技術やコミュニケーション能力も大切なもの、身に付けておくべきものということに変わりはありませんが、それよりも大切な力は「自己管理能力」です。

私が今まで出会って来た勝ち組経営者たちは、全員高い自己管理能力を持っています。
自己管理能力とは、文字の通り自分を自分で管理する能力です。
自己管理能力には、大きく分けて身体的な管理と精神的な管理が存在します。

身体的な自己管理能力
繁盛院の経営者は、滅多に風邪を引きません。
もちろん人間なので体調を崩すことが絶対にないとは言い切れませんが、それでも風邪で2,3日寝込むなんてことはほぼありません。
これも立派な自己管理能力の一つで、自己管理ができていないと、患者さんの風邪をもらったり、少し無理をするとすぐにダウンしてしまったりします。
そもそも自己管理能力の高い経営者は、自分がダウンするまで頑張ったりはしません。
しっかりと自分の限界が分かっているので、体調に影響が出る前に作業を中断 する、体調に影響が出ないようなスケジュールの組み方をするなどが当たり前にできるのです。
これができない経営者は意外と多く、とにかくがむしゃらに頑張りすぎて結局自分の体を壊してしまいます。

精神的な自己管理能力

繁盛院の経営者は、いつまでも落ち込んだり、失敗への恐怖を引きずったりしません。
精神的な自己管理能力の高さも、繁盛院を経営する上では非常に重要な要素となります。
いちいち落ち込んだり迷っている暇はないのです。
くよくよすることで解決できる問題は何もありません。
精神的に落ち込んでいる時間を、次への対策を考える時間に切り替えることができるのが、勝ち組経営者のメンタルなのです。

また、精神的な自己管理能力がしっかりと身に付いていれば、心がボロボロになるほど追いつめられることもほぼありません。
そうなる前に必ず自分を守る策を考え、実行します。
身体的な管理より精神的な管理を苦手とする経営者も多いのですが、精神的な面こそ自分自身でいくらでもコントロールできる部分です。
自分は精神的に弱いと思っている時点で、自己管理能力が低い状態なのです。

自分で自分を管理する。
一見当たり前のように思えることですが、実は自己管理能力が低い経営者は大勢います。
どれだけ優れた治療の技術力やコミュニケーション能力を持っていても、自己管理能力が低いと繁盛院の経営を何年間も続けていくことは難しいでしょう。
ストレス社会と言われることも多い現代では、この自己管理能力の低さがより問題となってきているように感じます。
自分自身のことを理解していない、自分に自信がない人が多すぎるのです。
自分自身を守ることは、自分のまわりの人や環境を守ることにもつながります。
繁盛院の経営者になりたければ、まずは自分の自己管理能力について、しっかりと考えてみてください