経営者が経営の勉強をしたり、治療家が治療の技術を身に付けるのは当然のことです。
「ここまで遊ぶ時間や趣味の時間を全て捨てて、治療の勉強だけを必死に頑張ってきました」という治療家がいますが、そういう人に私が助言するとしたら、「今からでも治療以外のことに熱中しましょう」ということです。

治療の勉強だけを頑張るだけでは勝ち残れない時代
今までも何度か繰り返し言ってきたと思いますが、治療家が治療の勉強をするのは当たり前のことです。
逆に言えば、治療の勉強や訓練を続けていれば、誰でも治療家になることができます。
もちろん、技術の向上や自分のスキルアップなどのために治療家として治療の勉強に励むのは大切なことですが、それだけになってはいけないということです。

特にひと昔前と違って整体院がサービス業として多くの人から求められるようになってきた現代では、あなたを構成する要素が「治療業」だけでは、あっという間につまらない先生、面白みのない先生が誕生してしまいます。
当たり前のことを当たり前にやっているだけでは、この業界を勝ち抜いていく力を養っていくことはできません。

「○○もできる治療家」にならなくてはいけない時代

これからの時代に多くの患者さんから求められる治療家は、「○○もできる治療家」です。
この○○の部分に何を当てはめることができますか?
「治療ができる治療家」では、当然患者さんにとって特別な存在になることはできませんよね。
例えば、「料理もできる治療家」「野球が得意な治療家」「犬に詳しい治療家」「キャンプが趣味の治療家」など、自分が得意なことや好きなことを当てはめてみてください。
それを誰かに自信を持ってアピールできるほどの要素にすることができていますか?

治療の勉強ばかりを必死に続けてきた治療家は、治療業以外で自分をアピールすることができない治療家になってしまいます。
するとやはり、魅力的な治療家として患者さんの特別な存在になることは難しいでしょう。
○○の部分に当てはめる要素が多ければ多いほど、それはあなたの治療家としての魅力に直接つながっていくのです。


治療の勉強以外の部分で、お金や時間を使って自分自身を豊かな人間にしていくことは、実は想像以上に重要なことです。
それはこの業界以外でも同様に言えることで、私が今まで出会ってきた勝ち組経営者の人は皆、多趣味だったり、色々なことに挑戦している人ばかりです。
一見遊んでいるように見えるかもしれないその行動は、実は経営に大いに役立つ力になります。
遊んでいない人は、これを嘘だと思うでしょう。

でも、実際に上手に遊ぶことができる経営者になってみれば、遊ぶことの大切さに気が付くことができるはずです。
つまらない経営者が何年間も繁盛を維持することは、滅多にないことなのです。
あなたも決してつまらない治療家にならないよう、治療以外のことに時間やお金を使って魅力を増やす努力をしましょう。
「治療しかできない治療家」になってはいけません。